シリコンシーラントは、カートリッジにはめ込んで、鉄砲を撃つような感覚で簡単にシーラントを流し込むことができます。 (使用時は、写真のようにキャップを外してアルミの膜をカッターなどで十字に切って使用してください。) シリコンシーラントは、開けて数十分ほどで硬化が始まりますが、充てんしてすぐならヘラなどで馴らしながら塗りこむことも可能です。 一度開けて空気に触れると、残ったシーラントにテープなどでフタをしても硬化が進みますので、極力1本まるごと使い切るようにしてください。 【1】ちょっとした準備が重要! ◆屋根に上る前に、あらかじめ布やキッチンペーパーを数枚ポケットに入れておくと、手に付いたシーラントなどを拭き取るのに便利です。 ・JKワイパー などの業務用の汚れ拭きも役立ちます。 (ティッシュペーパーだとすぐに破れてしまったりするので、厚手のキッチンペーパーが最適!) 【2】カートリッジの穴の開け方に注意! ◆カートリッジのアルミ膜を切る時は、キャップの先端で破るとキャップが汚れて他の箇所についてしまったりして滑りやすくなるので、なるべくカッターで切ることをお勧めします。 【3】テープで固定! ◆瓦がズレてしまう箇所は、写真のようにテープなどで仮止めしてからシーラントを塗り、固まってからテープを剥がすと確実に固定できます。 (ビニルテープはベタつきやすいので長時間の使用には不向き。配線用テープ・ ハーネステープ がオススメ!ケチらず長めに使いましょう。) 【4】道具に落下防止策を! ◆カトリッジガンには、ヒモを付けておいて首などから下げ、万が一の落下に備えると安心です。 他の工具も同じことが言えます。屋根から落下した工具は凶器です!事前の対策を! ◆屋根の上などの気温が高い所(特に夏場)では、シーラントの硬化が早くなりますので硬化の様子を見ながら安全第一で素早く作業して下さい。逆に冬場など気温が低い場合は硬化が極端に遅くなります。 ◆硬化する前のシリコンシーラントが手に付くと滑りやすくなるので、手に付いた場合はウエスやキッチンペーパーなどでしっかり拭き取って下さい。 ◆屋根の歩く部分の瓦には、シーラントが付かないように気をつけてください。瓦にシーラントが付くと、乾くまではオイルのように滑って落下の原因となり、非常に危険です。
一時的にブルーシートで雨漏り対策などをする場合、 風で飛ばされないよう、確実に固定してください。 ガムテープでは剥がれてしまったり、瓦に跡が残って しまったり、直射日光の紫外線による劣化も早い為 使用しないほうが良いでしょう。 土嚢(砂袋)の重さを利用して固定する場合は、 シートをかぶせた部分をおさえるだけでなく、 ロープを土嚢にしっかり結び付け、さらに 地面に接している柱など、強固な物へ確実に 縛り付けて固定してください。